2019.06.16
- コーチング
フィードバックのチカラ。裸の王様にならない方法。
知らぬは本人ばかりなり。
そんな状況だとしたらかなりつらく残念ですよね。
そうまさに裸の王様。
もう15年くらい前の話ですが、わたしが管理職になりたてのころ、
かなりのワンマンマネジメントをした結果、起こったことはまさに裸の王様のような状態・・・。
ずっと何年もして
『どうしてあのときいってくれなかったのよーー!』と同僚にいったら、
『とてもフィードバックできる状態にいなかったし、どうせ受け取られないのわかってて無駄なことしたくなかったから。フィードバックしたら反論してくるし、人にはフィードバックというよりできていないところ見つけて剛速球投げてくるし怖すぎてと・・・。』
当時から何年も経って、フィードバックされたことがありました。かなり自覚あり・・。反省しました・・。
だから身に染みて自分を知るためにも、周りの人につらい思いをさせないためにも
フィードバックし合うことの大切さを感じているのです( ;∀;)
例えば、自分のスカートのファスナーが開いたまま気付かず、仕事していたら・・・。
「早くいってよーーーー!」って言いたくなりますよね。
そのとき言ってもらえない理由もいくつかあって、
ファスナーが開いているという内容が言いにくいのか
その人にいいにくいのか
仕事中という状況がいいにくいのか
言いにくさは人によって特徴が出るかもしれません。
もしあなたが誰からもフィードバックを受けられない状況が続いたら何が起こると思いますか?
ずっとファスナー開いたまま仕事していることを知らない状況が続くというかなり恥ずかしい事態が起こるわけです。
わたしのように・・・。
人には、他の人には見えていて、自分には見えない領域が必ずあります。
成長とは、その自分には見えていない領域を狭くし、見えている領域を広げていくことを言います。
つまり、成長するためには人からのフィードバックが必須なのです。
フィードバックをするのが苦手な人
フィードバックを受けるのが苦手な人
どちらも成長するのが難しくなります。
フィードバックするのが苦手な人は、
「こんなこと言ったら気まずいな」とか
「自分も出来てないのに人のこと指摘するなんて」と
自分の身を守る状態に陥るとなかなか言いづらいですよね。
一方、フィードバックを受けるのが苦手な人は、誰かがあなたにとって必要なことを言ってくれたのに対して、
ダメだしされた気分になったり、批判されたような気になってしまったり、できていない自分を指摘されたようでざわざわしてしまったり・・。そんなことが起こっているかもしれません。
やはりフィードバックはハードルが高く、実際フィードバックを成長のツールとして活用するためには、少し準備が必要です。
それは自分のなかにある、他者との関係に対する煩わしさや嫌わるかもという恐怖から身を守ろうとする力や
他人からのフィードバックによって、できていない自分と向き合わされている感じがして
拒否する力が働いていることを自覚する必要があります。
つまりあなたの中に安心安全がないとできないことなのです。
特に最近いいことも悪いことも人から何も言われないなあと思っている方、
歳を重ねれば重ねるほど、若い方と違いフィードバックされにくくなります。
フィードバック受け取れない人は、裸の王様にならないように
「自分のできていないところ教えて!」と自分からフィードバックもらいにいってみてください。
逆にフィードバックができないタイプの人は、誰かを裸にしないように
まずは素晴らしいと思うことから
相手に伝えている上げる練習をしてみてください。
フィードバックし合えることで共に成長していけます♪
ぜひできることからチャレンジしてみてください!
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やっぱり人生はうまくデザインされている☆
ニーズに沿って生きる人生を応援する♪
Will Management Company
戸川 直美
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