2018.12.19
- 安定・自分軸
ついついよかれと思ってアドバイスしてまう・・。人への期待は〇〇です。
「もっとこうした方がいいよ」
「わたしならこうするけど」
と自分が描いている状態になっていないとき、
人に対してついついやり方や考え方をアドバイスしたり強く言いすぎて
相手との関係性が壊れてしまった・・・。
そんなご経験ないでしょうか?
特に身近で大事な人との関係だと起こりがちです。
その人がこうしたらもっと良くなると思えば思うほど
相手にアドバイスしたくなります。
家庭だと親子・夫婦
職場だと上司・部下
そういった関係性だと余計にアドバイスモードに入りがちです。
特に親子関係では起こりがちです。
親が自分と子供の領域を分けて考えられていないことに
そもそもの原因があるように思います。
その裏には、
①自分は間違っていない・正しい
②相手は頼りない・自分より劣っている
③失敗されたら困る
などなど・・・。
いろんな価値観がうごめいているのです。
①はベストにこだわる完璧メガネをかけている
特に効率よく、失敗せず、いい状態を目指す完ぺき主義系の人や、
正義感の強い人や自分の世界観が強い人に陥りがちかもしれません。
②は優れているか劣っているかでみてしまう優劣メガネをかけている
相手の方が優れていると思う場合はアドバイスしないので、自分の方が優れているとなったときに起こりがちかもせれません。
③は自分の身に厄介ごとが降りかかる防衛メガネをかけている
相手が失敗したらと心配しすぎたり、
失敗されると自分に迷惑がかかるとか
気持ちがしんどいなど自分にとってもマイナスな状況が起こる時になりがちです。
この3つだけではないのですが
いろんなメガネをかけているので、それはそれぞれ自分で考えることが大事です。
特に幼少期は、親と子の関係で①②③をみてもらうと圧倒的に親の方が強い立場にいます。
幼いころは、自分が正しいとか、優れているとか失敗するかもなんて、二元論で世界をとらえていないので、子供の側は無防備です。
その無防備な世界観にいきなり、
二元論的世界観がくると素直にそういうもんなんだという理解になります。
これを繰り返していると、自分で考えたり、行動することができなくなり、
親側がきちんと別の人格だと捉えないと、子供の人格形成に大きな影響がでてしまいます。
これは、上司部下の関係でも同じです。
結局相手のこと思っているようで、基軸は自分なのです。
人への期待は暴力だよっとNVCのトレーナーに言われたことを思い出します。
いつもコーチングやコミュニケーション研修では、人と人の関係をクルマに例えて話しています。
自分の車は自分でハンドルを握り、自分の走りたい方向にクルマを走らせる。
これを委ねたり、目的地を人に決めてもらってもらうのではなく自分で選択すると。
そして、相手のクルマに乗り込んだり、ハンドルを握ったり、目的地まで決めてはいけないと。
どうしてこんなことを伝えるかというと、
身近な人のクルマに乗り込んだり、乗り込まれたりすることで、人間関係のトラブルってよくありそして深刻なんです。
エリクソンの発達理論でも、アイデンティティーの確立をする時期、つまり思春期の反抗期です。
このときに、親と別のアイデンティティーを確立するための時期の過ごし方も大事になってくるのです。
このときに、別々のクルマだと意識しそびれると、ワンボックスカーになってしますのです・・・。
特に親子はワンボックスカーになりがちですが、ワンボックスカーまでいかなくても、夫婦・上司部下も人のクルマに乗り込みがちです。
そこに気付き適切な距離感をもって、各自自分の人生を自分らしくいきられる社会になりますように。
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やっぱり人生はうまくデザインされている☆
ニーズに沿って生きる人生を応援する♪
Will Management Company
戸川 直美
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